
- ブログで稼ぎたいならテーマを絞るべき3つの理由
- 具体的なテーマの絞り方
「ブログで稼ぎたい」という人が増えてきていますが、これからのブログではどうやって稼げばいいのかを理解していない人がほとんどです。
ただ記事を量産するだけでははっきり言ってムダな作業でしかありません。
今からブログで稼ぎたいのなら、コアな読者に向けた特化ブログにしましょう。

コアな読者とはブログのテーマを狭く絞ったからこそ、あなたのブログを読みたいと思う読者のことです。
なかなかテーマを絞ることに決断がつかない人も多いはずですが、この記事を読めば考えがガラっと変わることでしょう。
それでは具体的な実例をあげながら、ブログのテーマを絞るべき理由と絞り方について解説していきます。

ブログのテーマを絞るべき理由

僕がブログのテーマを絞るべき理由は次の3つです。
- 情報が過飽和状態
- ターゲットが明確になる
- ターゲットを絞っても売上は落ちない
これらの理由について具体的に解説していきいます。
情報が過飽和状態

ブログが記事を書くだけで稼げた時代はもう何年も前の話です。
その頃は雑記ブログでも面白ければ多くの人に見てもらえましたし、ターゲットを絞らなくても紹介した案件が売れていました。
しかし現在は有益な情報が乱立しています。
中には公式サイトや、ユーザーレビュー、また購入欲を高ぶらせるLP(ライディングページ)など有益な情報がたくさん存在しています。
どれも間違った情報を発信していることはほとんどありません。
それだけ僕たちは生活の中で価値のある情報にまみれており、カンタンに情報が手に入る状態です。
情報が飽和しすぎているからこそ、ブログで稼ぎたいのなら読者の心に刺さる記事を書く必要があります。
つまり、あなたがまるで読者1人のために書いたかのような記事が求められているということです。
ターゲットが明確になる

テーマを絞ればあなたのブログが誰に向けて書かれているのかが明確になります。
きっとあなたはできるだけ多くの人にご自身のブログを読んでほしいと思っていますよね?
しかし、この「多くの人」をターゲットとすると、ターゲットの特徴がぼやけてしまい、一切見えてこなくなってしまいます。
つまりテーマを広げれば広げるほどブログの特徴がなくなってしまうということです。
テーマの範囲を狭くすればターゲットを絞ることができ、あなたのブログに対するコアな読者が生まれます。
たとえば「外に出ることが嫌いで、できることなら家でのんびりと1人で映画を楽しみたい40代の男性」という風に具体的にブログの読者をイメージし、この人に向けて記事内でどんなアプローチをすれば、この読者に刺さるかがわかってきます。
コアな読者は本来あなたが「心の底から本当に読んでほしい」と思えるあなたのブログの象徴となる人です。
テーマを絞ることで、あなたのブログで届けたい情報の理解者を生み出すことができ、より具体的に誰に向けられたブログなのかを明確にすることができます。
テーマを絞っても売上は落ちない

ブログで扱うテーマを絞ることで「それだけ読者数が減って収益が上がらないのではないか。」そういう心配の声が上がることでしょう。
しかし安心してください。
意外かもしれませんが、読者ターゲットを限定させても売上が落ちることはありません。
テーマを絞ることであなたのブログに魅力を感じ、ファンになる人が必ず増えるからです。
具体例でいいましょう。
落ち着いてお酒を飲みたいならバーに行きますよね。
本格的なバーでは落ち着いた大人の空間を演出するために、あえて照明を暗くし、クラシックやジャズなどの音楽をかけています。
バーではお酒を楽しみたい人や大人な空間を楽しみたい人に絞った運営がなされています。
適当にスーパーやコンビニで買えるものを用意しますよね。
コンビニやスーパーだとレジの近くにチョコレートが置かれ、かんたんにチョコレートが手に入るようになっています。
実際にマーケティングで使われた例として、有楽製菓の「ブラックサンダー」では「一目で義理とわかるチョコ」としてテーマを絞り、バレンタイン商戦を成功しています。
このとおり、テーマを絞りターゲットを明確にすることで売上を伸ばすことができます。
つまり、テーマを絞っても売上が落ちることはないということです。
ブログのテーマの絞り方

ブログのテーマは絞っても収益が落ちるどころか、ターゲットが明確になり、ブログにファンが付くというメリットを解説しました。
では具体的にどうやってブログのテーマを絞ればいいのかについて紹介していきます。
テーマはどこまで絞るのか

まずは「テーマをどれだけ絞ればいいのか」という話からしましょう。
もちろんテーマを絞りすぎるとかえってターゲットがいなくなり、ブログのアクセス数は増えません。
例えば、ダイエットのブログを運営するのに「体脂肪率を3%まで落とす方法」をテーマしては、あなたの記事に興味を持つ人はかなり限られてきますよね。
決して悪いテーマではありませんが、しかしそれよりも「運動音痴の女性ダイエッターに向いているサプリ(プロテイン)の紹介」に限定したダイエット特化ブログの方が需要は大きいのはあきらかです。
もし絞る範囲の判断に困ったら「読者が理想とする象徴的な人」を設定しましょう。
象徴となる人物がいれば、あなたのターゲット像がイメージしやすくなり、読者もあなたのブログへの理解度が増します。
今回の場合、「ダイエットに成功した女優〇〇さん」という「読者が理想とする象徴的な人物」を登場させれば、テーマを具体的に絞れ、どの層に需要があるのかを把握することができます。
具体的なブログの象徴となるイメージを持つことで、読者が求めている答えを記事に書くことができ、読者満足度を上げることができます。
ペルソナを設定し、具体化する

テーマを絞るにはペルソナを設定することがとても有効的です。
ブログでいうペルソナとは、ターゲットの中にいる1人の読者像のことです。
ペルソナを設定すれば、「どんな内容で記事に書くべきか」の具体的なヒントになります。
同じキーワードで検索しても読者の背景は人それぞれ違います。
例えば「ダイエット プロテイン おすすめ」というキーワードでも読者は次のような背景が考えられます。
- 体重も体脂肪を両方落とすためにおすすめのプロテインを知りたい。
- 最新のダイエット向けのプロテインのおすすめ情報が知りたい。
- ダイエットに向いているプロテインのメリット・デメリットを知りたい。
読者の背景を考え、その読者に向けた記事を書くことで、あなたの記事は読者の満足度を上げることができます。
ペルソナはより具体的に1人の読者をリアルに想像できるほどの情報量があればいいです。
例えば次の項目を決めていきましょう。
- 年齢
- 性別
- 住まい
- 職業
- 年収
- 趣味
- 価値観
- 家族構成
- ライフスタイル
- 日ごろの不満
あなたのブログにアクセスした読者の物語を想像すれば、読者の悩みに答えられる、読者に刺さる記事を書くことができます。
あなたのブログでターゲットとしている読者はどんな人でしょうか。
ペルソナ設定具体例
- 年齢:32歳
- 性別:男性
- 住まい:社宅(1LDK)、東京都目黒区
- 職業:大手ゼネコン
- 年収:650万円
- 趣味:温泉、酒、YouTube鑑賞
- 価値観:好きな時に好きなものを買う。貯金はほとんど考えていないけどなぜかお金が貯まっていく。
- 家族構成:1人暮らし
- ライフスタイル:平日は朝9時から夜20時まで勤務。金曜日は仕事の後朝まで飲み明かすことも。土日の過ごし方はいつもノープランだが思い立ったらその日に旅行に行くこともある。家事は苦手で苦痛でしかないが、料理に最近ハマりだしてYouTubeの料理動画をよく見ている。
- 日ごろの不満:30歳を過ぎたころから友人がどんどん結婚し始めた。私はこれまで結婚に興味がなく、彼女とはその話でもめて、別れてから1年以上が経っている。友人に子供が生まれ、幸せそうな姿を見ているとさすがの私にも結婚への焦りが出始めてきた。私はこだわった趣味があるわけではないから、共通の趣味や話題がある結婚相手を探すのは難しい。社内に異性は多くいるものの、ほとんどが既婚者だし、そもそも別れた彼女とは同じ職場だから社内恋愛は絶対にしたくない。結婚生活に対する理想が高いとは思っていない。家事は苦手で絶対に迷惑をかけるから手伝えないけど、子供は好きだから子育てには積極的に参加したい。こんな私に出会いなんてあるのだろうか。
このように本当にその人物が存在するかのようなペルソナ設定をしてきます。
そしてその人物があなたの記事を読んでどうすれば納得し、満足をするのかを考えましょう。
ペルソナの人物はお金にも時間にも余裕がある。
また次付き合う女性は勤める会社とは無関係の人がよさそう。
家時は苦手だが、料理に興味があるので「料理教室」や「料理をする婚活パーティー」に参加を促すような訴求を考えてみる。
また、こだわりは少ないものの、思い立ったら行動する性格の持ち主なので、『料理教室なら最悪出会いがなくても料理のスキルが向上する』と「行動に付加価値(おまけ)を与える」ことでこのペルソナの人物はお得感を感じることができ、満足感を与えることができるのではないか。
まとめ:ブログのテーマを狭くしユーザーファーストな記事を書こう

ブログのテーマを狭くするべき理由について解説しました。
テーマを絞るべき理由は次の3つです。
- 情報が過飽和状態
- ターゲットが明確になる
- ターゲットを絞っても売上は落ちない
テーマを狭くすればターゲットを絞るすることができます。
ターゲットを絞ることでより1人1人の読者に向けた記事を書くことができ、読者満足度の高い高品質な記事を書くことができます。
1人の読者も満足にできない記事を書いても意味がありません。
その1人の読者を設定するのがペルソナ設定です。
ペルソナを設定し、読者の人物像を具体的にすることで、筆者の売りたいものを紹介するだけの下心丸出しのブログではなく、読者の共感を得られ悩みが解決できるブログができあがります。
読者の共感を得られれば、読者は悩みを解決するためにあなたが紹介した案件を購入し、あなたのブログの収益が上がることになります。
あなたのブログのためにも、読者を大切にした「ユーザーファースト」記事をつくっていきましょう。
当ブログでは読者満足度を高めるためのツールもご紹介しています。
ぜひご覧ください。
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